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この記事は、もうすぐ小学生になる年長さんで「Z会」を検討中の方向けに、年間カリキュラム等の内容や料金、良い点悪い点などの口コミを実際の教材を確認したうえでレポートするブログです!
Z会って難しいイメージあるけれど、大丈夫かな??
確かに年長コースの内容は簡単ではないけど、難問すぎて手に負えないレベルでもないよ!
詳しくレポートしていくから、子供に内容が合っているか失敗しないようにぜひ見てみて!
ちなみに、いきなりですが、Z会年長コースの特徴をまとめてみました。
- 親子で料理したり、季節の取り組みをする実体験ワークが豊富。
- ワークは文字や数はもちろん、論理や図形、自然など多くの分野を取り扱い、問題の質が良い。
- 余計な付録やおもちゃはなく、冊子がメイン。
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※Z会幼児コース全体の口コミはコチラの記事に載せています。
【この記事の著者】 mam-blogger ぽんず(pons) 2児のワーママ。 教育ママで、10社以上の通信教育や知育グッズを実際にお試ししています。 >詳細プロフィールページ |
※本ブログ記事に掲載している教材は2020年度Z会年長コースより引用しています。
※正式な情報は必ず公式サイトにてご確認ください。また、本記事には当サイトと提携しているプロモーションが含まれています。
Z会の年長コース「年間カリキュラム」や「難易度」は?
まずは、口コミの前にZ会年長コースの「教材」や「年間カリキュラム」の内容をご紹介していきます!
Z会の教材のメインは「ワーク」×「体験教材」
Z会年長コースのお届け教材は、下記の4つがメインです。
- かんがえるちからワーク(ワーク)
- ぺあぜっと(体験教材)
- ぺあぜっとi(保護者向け情報誌)
- ぺあぜっとシート(絵の添削課題)
「ワーク」はどの通信教材にもついてくると思いますが、Z会の大きな特徴に「体験教材」のぺあぜっとがあります。
それぞれどのような内容か解説していきます!
難しい?「かんがえるちからワーク」年長コースの年間カリキュラム
「Z会=難しい」というイメージをお持ちの方は、多いと思います。
実際にワークをやってみると、確かに難しくてやりごたえがある内容になっていると感じます。
幼児期はお子さんによって成長にかなり幅があるので、スラスラできる子もいれば、フォローが必要になるお子さんもいると思います。
(我が家の息子は後者…)
1回5~10分程度で終わる内容が、48回分収録されています。(A4、48ページ)
ボリューム自体はそこまで多くも少なくもなくちょうど良いレベルかと思います。
ワークの内容は「ことば」「数・形・論理」「自然」「生活」「表現」などの分野に分かれていますが、一番レベルがわかりやすいのは「ことば」と「数」だと思いますので、3月時点での到達点を一部ピックアップしてみました。
- ひらがな:お手本を見ずに自分で書く
- カタカナ:単語を読む、なぞり書き
- 語彙:名詞、反対語、慣用句、敬語等
- 数字の順番:1~50、0の概念、大小比較
- 合成分解:足し算・引き算の基礎
- 時計:時刻読み取り(〇時半)、時間計算
これだけできるようになれば、入学準備はバッチリですし、小学校で勉強につまずき苦手意識をもってしまう心配もありませんね。
ただし、まだ「ひらがな」や「数字」の読み書きが全くできず、机に向かう習慣もない子供には少し厳しいかもしれません。
※これから勉強を始めるので簡単なワークが良い!という場合は、ポピー、こどもちゃれんじあたりがオススメです。
・ポピー年長コースあおどりのレビュー
・こどもちゃれんじ幼児コースの口コミまとめ
以下、分野別に詳しく見ていきます。
ことば
ひらがなは4月「なぞり書き」や「お手本を見て書く」というところからのスタートでした。
結構、幼児に対して枠が小さめなので、難しいです。(はみ出してるしww)
なお、カタカナは読みから始まります。
語彙のワークでは、「名詞」「動詞・複合動詞」「形容詞」「助動詞」「曜日・時を表す言葉」「反対語」「同音異義語」「擬音語・擬態語」「敬語」「慣用句・ことわざ」「疑問詞」…など盛りだくさんです。
更に語彙のワークは、「ひらがな」を読んで解く問題が多いので、文字を読む力も同時に鍛えられます。
数・形・論理
いわゆる算数の分野ですね。
まず、数の分野では数字の書く練習はもちろん、5や10の合成分解についてや、大小比較、1-50までの順序等、「数の理解」を徹底的にしてくれます。
形や論理ではしっかりと頭を使う問題が用意されています。
なお、時計のワークもあるのですが、これとは別に副教材で時計専門のワークもついてきます。
自然・生活
自然や生活の分野は、小学校の理社の学びにつながるような内容の基礎が組み込まれています。
こちらは他の問題に比べると比較的易しいかもしれません。
また、次の章で確認する親子での体験教材「ぺあぜっと」と連動したワークがあるのもこちらの分野です。
実体験とワーク学習の両輪でより定着が期待できそうです。
親子で体験!「ぺあぜっと」年長コースの年間カリキュラム
Z会といえばこの体験教材「ぺあぜっと」で、月10回程度の取り組みが載っています。(各回2~4ページ、25ページ前後)
取り組み時間は10分~1時間(!)程度の内容で、これはがっつり親がかかわらないとダメなやつで、結構大変です。
各月のテーマ別体験
その中でも毎月、たいてい季節に合った取り組みが用意されています。
Z会の幼児コースでは「あと伸び力」という言葉を使い、幼児期に様々な実体験をすることが後の机上学習にも生きてくるとしています。
実際の幼児期の体験の重要性は文科省の論文等でも下記のように取り上げられています。
生涯にわたる人間としての健全な発達や社会の変化に主体的に対応し得る能力の育成などを図る上で、幼児期における教育は、その基礎を培うものとして極めて重要なものである。
特に、今日、都市化、核家族化、少子化が進行する中で、幼稚園が、家庭や地域社会とあいまって、同年齢や異年齢の幼児同士による集団での遊び、自然との触れ合い等の直接的・具体的な体験など、幼児期に体験すべき大切な学習の機会や場を用意することの重要性は、ますます高まってきている。
忙しい日々の中で、あれこれ子供に体験させるのはとても大変なのですが、だからこそこの「ぺあぜっと」を利用して親子で体験学習をしてみよう!となる教材になっています。
年間のラインナップは以下のようになっています。
※2020年度の内容になります、変更になる可能性もあります。
テーマ | 主な領域 | 内容 | |
---|---|---|---|
4月 | 春 | 自然、言葉 | 春の植物や昆虫、旬の食べ物に注目。 年長児としての意識を高め、自立心を育てる。 |
5月 | 骨 | 自然、身体 | 生き物の骨を観察し、自分の骨の存在を意識し確認する。 |
6月 | 空気 | 自然、生活 | 空気を袋に入れたり、パラシュートを作り、空気の存在を体感。 |
7月 | 夏の植物・虫 | 生活、自然 | 野菜や昆虫を観察しながら夏を意識。蝉の一生なども。 |
8月 | 水 | 自然、生活 | 水の循環や生活における水について、水遊びの楽しい夏にできる科学遊びを。 |
9月 | 街 | 生活、言葉 | 街にある施設や公共物の役割を考え、自分との関連性を学ぶ。 |
10月 | お米 木 | 自然、生活 | 秋の実りの代表稲の成長を学習。 葉や幹を観察し、自然をいつくしむ心を。 |
11月 | 仕事 | 自然、生活 | 家の人へのお仕事インタビューやレストランシェフになりきる体験等楽しく学ぶ。 |
12月 | 世界 | 生活、表現 | 地図上での自分の住んでいる場所を確かめたり、地球儀で形に注目するなど。 |
1月 | お正月 時間 | 言葉、論理 | かるたや凧揚げなど日本の伝統文化に触れる。 時間を用いた遊びで時間間隔を養う。 |
2月 | 量る 伝える | 数、論理 | 水の量やモノの長さ、太さ、重さを比べる。 伝えることの楽しさや難しさを学習。 |
3月 | 入学準備 | 生活、表現 | 入学前の振り返りや、入学への練習・確認を通じて小学校への期待を膨らませる。 |
食育も充実!
また、「ぺあぜっと」の巻末には毎月料理をするページがあります。
これがまた、かなり本格的な料理ばかりでびっくり!なのです。
こちらは5月号の「肉の甘酢煮」です。
正直、私は料理が嫌いなのでこの取り組みはかなりハードなのですが、改めて料理というのは頭を使う取り組みだなと思います。
まずは「材料を用意」して、「各工程を確認」した後、「手先を使って切ったり皮をむいたり」し、「火を使って煮たり焼いたり」…もう知育に良いことばかりふんだんに入っています。
毎日料理を子供に手伝ってもらうのは大変でも、月に1回お休みの日に子供と料理するというのもいいかもしれません。
子供がそのうち料理上手になって家事を変わってくれるかも…?(←目的が変わってるww)
なお、年間カリキュラムは以下の通りです★
料理名 | |
---|---|
4月 | たけのこのきんぴら |
5月 | にくのあまずに |
6月 | ちぎりパン |
7月 | さやいんげんのごまあえ |
8月 | むしやさい |
9月 | ベーコンドッグ |
10月 | おにぎり |
11月 | カップケーキ |
12月 | ミネストローネ |
1月 | おぞうに |
2月 | さかなのにつけ |
3月 | ちらしずし |
その他の副教材には何がある?
Z会の副教材は、シンプルだけどしっかりした内容のものが多いのが特徴です。
こどもちゃれんじのような豪華なおもちゃがついてきたりはしませんので、物が増える心配がないのが良いところです。
ひらがなの追加ワークはもちろん、時計のワークで年長の間に定着させることができるので、とてもよい副教材です。
副教材 | |
---|---|
入会時 | ・仲良し時計 ・時計遊び絵本 ・ぺあぜっとファイル |
4-6月 | ・ひらがな大好きワーク ・仲良し時計ワーク |
7月 | ・あおむしくんの変身 |
10月 | ・時計遊び絵本おでかけ編 |
12月 | ・世界形発見!ミニ地球儀 |
2月 | ・動作かるた |
※見やすさのためにひらがなの教材も漢字で記載しています。
また、これ以外にも英語教材として、お持ちのスマホやタブレットで学習ができる「きいてわくわく えいごパーク」もあります。
英語はやはり音声など聞いて覚えるのが良いでしょうから、デジタル教材のゲーム感覚で学習できるのは良いですね。
Z会の年長コースの料金は?
Z会の年長コースはひと月あたり「2,431円~」受講ができます。
ひと月あたりの料金 | |
---|---|
学年末まで 一括払い | 2,850円 |
毎月払い | 3,000円 |
※正式な金額は必ず公式HPにてご確認ください。
ただこれだけだと、高いのか安いのか少し判断がしにくいと思いますので、主な通信教材各社の年長用コース料金と比較してみましょう★
※支払方法で金額が異なる場合は、月当たりで一番安い料金(税込)で計算しています。
※正確な料金は必ず各社HPにて確認してください。
他社教材 年長コース料金 | 支払額※ | Z会との差額 |
---|---|---|
こどもちゃれんじ | 2,730円 | -120円 |
ポピー | 1,425円 | -1425円 |
スマイルゼミ (年少冬~) | 3,278円 | +428円 |
Z会は、こどもちゃれんじの総合コースと、ほぼ同じ価格ですね。
ポピーはやはり安いですが、難易度的に「かなり易しめ」なので注意が必要です。
スマイルゼミは「タブレット教材」ということもありやや費用が高めですね。ここに更にタブレット代金が必要になってきます。
ということで、価格的には平均的といってよさそうです。
1点、Z会の良い点は、「1か月から受講が可能」な点です。
他社は最低受講期間が設定されていることが多いので、ちょっと子供に合わなかった…とか教材ができずに溜まってきた…という事態が起きたときにすぐに解約できるのはうれしいです。
Z会年長コースの口コミは??
私が感じた「良い点」・「悪い点」
さてこれまでの内容をみて、私が感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
- 良質なワークで力を鍛えるられる
- 親子の実体験教材が豊富
- 余計な付録がなく、物が増えない
- 勉強習慣がない子には難しい
- 実体験教材をやるのは大変
- 教材がシンプルな分動機付けが難しい
特徴というのは、メリットにもデメリットにもなり得るので、あえて同じ項目を対比させてみました。
Z会は内容はやはり簡単ではないので、今まで机に向かったことがなく、これから勉強を始めたいという子には不向きかもしれません。
一方で、あえて1学年先取りにしなくても、難易度が高いので年齢にあった内容ですが、頭を使う内容が盛り込まれている点がとても魅力的だなと感じました。
また、「ぺあぜっと」の体験教材は正直、かなり好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。
忙しくて休日にまで、一緒に料理やら工作やらいろいろやるとか無理!!という方には向いていないと思います。
一方で、子供と一緒にあれこれ体験させたいけれど、どうしたらよいのかわからないという方には良い教材です。
教材がシンプルなのも、親としてはうれしい方が多いのではないかと思います。
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SNS上の口コミは?
SNS上でもZ会をやっている方は、上記であげた特徴をメリットとしてとらえている方が多いようでした。
(当然といえば当然ですが…)
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Z会年長コースはこんな人にオススメ
最後にまとめますと、Z会の年長コースは以下のような方にオススメの教材です。
- 幼児期は実体験や親子での取り組みも大切にしたい。
- ワークの質が良い教材が良い。先取りはさせたくないが、しっかりと力の付く教材をやらせたい。
- 余計な付録やおもちゃはなるべく少ない方が良い。
- 文字の読み書きや数の理解などをある程度進めておき、入学後に子供が困らないようにしたい。
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まずは、資料請求をして、サンプルをお子さんと一緒に取り組んでみて、ご家庭に合っているか失敗しないように確認してみてくださいね。