この記事では、スマイルゼミと公文(くもん)について、「どちらを受講しようか迷っている」「併用しようと思うけれど、無理なく受講できるか?」とお悩みの方に、2つの教材の特徴を徹底的に比較し解説していきます。
我が家では、小学生になる息子が、幼児期からスマイルゼミと公文を併用受講しています。
まず最初に簡単に概要を解説すると、下記のようになります。
- 毎月配信型のタブレット教材に、国・算の無学年式教材が新たに加わり先取りも可能になる「スマイルゼミ」
- 国・算・英の好きな科目を選択し、自分に合ったペースでプリント演習をすすめていく「公文」
実は、今までのスマイルゼミは
- 幼児コースでは先取りはできない
- 小学生コースでは「漢字」と「計算」のみ先取り可
という状況でしたが、2022年4月から「国語・算数」の分野で幼児~中学生まで先取りができる機能「コアトレ」が搭載されます。
これにより、「先取りできる」という公文のメリットを、スマイルゼミでも取り入れることができるポイントがあります。
ただし、公文にしかない良さもありますし、目的もしくみも違うものですので、それぞれの内容を詳しく見ていきたいと思います。
早速ですが、概要の比較表を載せておきますね↓
スマイルゼミ | 公文 |
---|---|
概要 | |
|
|
教科 | |
コアトレ国・算 ・先取り教材コアトレは国語・算数が対象 ・コアトレ算数は計算以外にも図形や文章題あり ・通常配信講座は小1:国算英、小3~:5教科 | 国語・算数・英語 ・国語・算数・英語の中から好きな教科を選択 ・算数は計算がほとんどで、図形や文章題はほぼなし |
料金 | |
通常講座~3,278円 ・幼児・小1は通常講座:3,278円~ ・コアトレ機能利用に追加料金は不要 ・学年毎に料金は上がる。小6は6,270円~ | 1教科7,150円~ ・東京・神奈川は1教科7,700円、他は7,150円 ・1教科ごとに料金が加算される ・幼児・小学生の間は月謝は変わらない |
場所・時間 | |
自宅でいつでも可 ・自宅でいつでも取り組める。5分からでも利用可。 | 週2回教室へ ・週2回教室通い+宿題が基本 |
解説 | |
解説動画あり ・新しい単元や分からない単元には、解説動画あり | 自学自習 ・先生が教えることはなく、自分で学んで進めていく |
丸付け | |
即時自動丸付け ・その場で正誤が確認でき、見直しがすぐできる | 先生の丸付け ・宿題は先生がまとめて丸付け(タイムラグあり) ・教室では、先生の丸付けに並ぶことも |
先取りのペース | |
確認問題で判断 ・各単元の確認問題ができれば先に進める | 先生の判断 ・基本は教室の先生が判断してくれる |
モチベーションの維持 | |
デジタル機能でご褒美 ・タブレット上でみんなと競い合う「みんとれ」やメダルあり ・実物のご褒美はなし | 賞状・オブジェ ・教材進級時紙の賞状がもらえる ・3学年先に進むと、年度末にオブジェがもらえる |
保護者の負担 | |
小 ・自宅で取り組め、丸付けも自動で保護者は楽 ・進捗はスマホですぐに確認できる | 大 ・いつ終わるかわからない中、送迎の負担が大きい ・進捗は先生とコミュニケーションで確認 |
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スマイルゼミと公文の教材内容を比較
さて、最初は一番気になる「教材の中身」の違いを見ていきたいと思います。
スマイルゼミと公文とでは、目指しているゴールも違うので、どちらがご家庭に合っていそうか、併用するのか等、判断の参考にしてみてください。
まず、公文にもスマイルゼミにもある下記3教科の比較をします。
※タップすると該当の記述にジャンプします。
この章の最後に、スマイルゼミにしかない教科についても解説していきますね。
【算数】バランス型のスマイルゼミと計算の公文
算数については特に、特徴がはっきり分かれています。
公文というと、なんとなく「算数に強い、計算が早い」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は公文の算数ではほぼ「計算」しかやりません。
一方でスマイルゼミは、バランスよく学んでいくタイプの教材になっています。
スマイルゼミには、「毎月配信される講座」と「無学年式教材(コアトレ)」があるので、それぞれについても解説していきますね。
幅広く学ぶ「スマイルゼミ」の算数
スマイルゼミの毎月配信の講座は、「図形」「文章題」「計算」などがバランスよく配信されます。
小学生以上であれば教科書準拠で、学校で利用する教科書に合わせてカリキュラムが構成されています。
基本はそこまで難しくありませんが、発展クラスを選択すると結構やりごたえのある問題も出題されます。
また、計算については特別に「計算ドリル」が用意されています。
これはとても素晴らしく、クリアすればどんどん先に進められるタイプの問題です。
スマイルゼミは、タブレット教材ですが、「書きやすさ」にとてもこだわっており、上記のようにストレスなく計算過程も書くことができます。
むしろ、書いたり消したりしやすすぎて、紙に書くのが面倒になってしまうという問題が発生しそうなほどです。
無学年式教材(コアトレ)でも、「計算」「図形」「数量」が含まれており、まんべんなく学習します。
計算を軸にして、図形や数量の分野も学習を進めることで、効率よく学力を向上させることができそうです。
幼児~中学生まで使えて、どんどん進めていくことも、苦手分野をさかのぼって学習することもできます。
スマイルゼミの先取り可能な教材・コアトレの詳しい内容を知りたい方はコチラの記事にも記載しています。
スマイルゼミの先取り機能コアトレについて、内容からやり方・どこにあるかを徹底解説!実際に使ってみた口コミもブログレポートしています。ぜひ通信教育の選択に失敗した!とならないようにチェックしてみてくださいね。
計算特化型の「公文」の算数
一方で公文は、前述のとおり「計算」しかやりません。
教材のサンプルはコチラから見ることができます。
公文経験者にとっては当たり前なのかもしれませんが、私は知らなかったのでこの事実を知ったときは結構衝撃でした。
その理由については下記のように記載されています。
KUMONの算数・数学教材は、中学校・高校以降になって数学で困ることのないように、あえて代数計算に絞っています。これが、保護者の方に理解していただきにくいところかもしれません。
学校の授業における計算問題の割合は、小学校では全体の約6割程度ですが、中学校では8割、高校になるとそのほとんどすべての問題で代数計算が必要となります。その一方で、小学校時代に学校の授業で困らない程度に計算ができたため気にかけないまま中学校・高校に進み、計算力の不足が原因で数学が苦手になるというケースが非常に多いのです。
引用:公文公式HP
公文は「あえて計算しかやらない」ことで、計算力・処理能力を鍛える方針だと考えて良いと思います。
計算しかやらないのですが、公文算数はかなり「しつこく大量の計算」をします。
最初は1日10枚(両面)ほどのペース、難しくなると1日5枚ほどのペースになると思います。
裏表に問題があり、レベルによりますが簡単な足し算・小1レベルのA教材だと表だけで10問以上あります。
それを例えば1日10枚やるとなると、10問×10枚×2(裏表)=200問です…。
これだけの数の問題を解いていれば、「公文をやれば計算が早い!」と言われるわけですよね。
ただし、「こんなにやらせる必要があるのか?」と思う方がいるのも事実。それゆえに、公文は賛否両論あるのだと思います。
また、紙に書く力も公文ではよくつくと思いますが、紙が小さく難しくなるとスペースが狭くなります。
特に低学年で先取りする場合、書く力が伴わずに、ぐちゃぐちゃになって計算ミスをする…なんてことも結構あります。
時間も早く…と焦るあまりきれいな字とは程遠くなることも…(汗)
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国語:漢字語彙が充実のスマイルゼミ・読書重視の公文
算数ほどではありませんが、国語もスマイルゼミと公文での違いは大きいと思います。
スマイルゼミの国語は、まず教科書準拠の内容を網羅しています。
それに加えて、漢字学習・語彙系もとても充実しています。
一方の公文で重要視されているのは、教科書の内容・語彙や漢字でもなく「読書」(読解)なのです。
それぞれの内容を見ていきましょう。
漢字を書く練習も充実の「スマイルゼミ」
スマイルゼミの毎月配信講座の国語は、教科書に合わせた教材や漢字などの学習が充実しています。
特に漢字は、とてもよくできており、書き順までしっかりと教えてくれます。
更に、「漢検ドリル」があり、漢検対策用の問題を繰り返し解くこともできます。
↑漢検には書き順も出るので、痒いところまで手が届く問題になっています。
実はスマイルゼミには漢字検定のキャンペーンが毎年行われていて、条件さえクリアすれば毎年漢字検定を年1回無料で受けることができます。
しかも、その合格率がなんと驚異の「95.9%」とのこと。
小・中学生の漢字学習は量も多く、なかなか学校の授業と宿題だけでは定着しないので、かなりありがたい機能です。
スマイルゼミの漢字学習についてはコチラの記事に詳しく書いています。
無学年式教材のコアトレの国語は、「文字」「言葉」「文のしくみ」が学べます。
まさに国語の力として重要な基礎固めに最適な内容です。
デメリットとしては、新しい文章をどんどん読んで読解問題に取り組むといった内容は、あまりないかな…ということです。
読書・読解力重視の「公文」国語
一方の公文国語は、あまり「語彙」や「漢字」を重視していないように感じます。
もちろん、漢字や語彙の取り組みもあるのですが、問題の比率としては少なく、公文で漢字を覚えるというよりも「読める・見たことののある」漢字を増やすというイメージです。
※実際にくもんの進級テストでは漢字ができなくても合格できると、子供の通う公文の先生から聞いています。
では、公文の国語では何をするのか?というと「読解」、そして「読書」です。
公文の公式HPには下記のような記述があります。
KUMONの国語は、たくさんの言葉や文章に触れながら、高度な読解力・読書能力を養うことを目指します。「読んでわかる力」をしっかりと身につけることが、ものごとを理解し考える力、さらには自分で表現する力にもつながっていくと考えるからです。
KUMONの国語教材には、大きく5つの段階が設けられています。
①ひらがな文をすらすら読んだり書いたりする力を養う教材(7A~2A教材)
②文章の内容を正しく読み取り、問いに適切に答える力を養う教材(AⅠ~CⅡ教材)
③話題ごとのまとまりを意識して、より長い文章を読む力を養う教材(DⅠ~FⅡ教材)
④文章を丸ごと縮めてまとめる力を養う教材(GⅠ~IⅡ教材)
⑤高校レベルの現代文や古文、漢文等、古今東西の名著を批評的に読む力を養う教材(J~O教材)
※さらにこの後、研究コースとしてPQR教材があります。引用:公文公式HP
公文の教材の中には、とてもたくさんの「絵本」や「児童書」からの問題があります。
また、「公文の推薦図書」はとても有名で、良書揃い。本選びの参考にもなります。
よく娘は公文の国語教材に取り組んでいると「この本借りてきて」と言います。そういった興味関心をもたせてくれるのが良い点です。
ただし、問題自体は、小学生までの範囲だといわゆる「抜き出し」の問題が多いです。
「書く力」や「語彙力」を高める取り組みがしたい場合は、注意しましょう。
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英語:映像つきのスマイルゼミとE-pencilの公文
スマイルゼミも公文も、英語に関しては、どちらも「ネイティブの発音」を聞いて覚えるという点は共通しています。
どちらも大変よくできた教材で、英語のインプットにはとても良いと思います。
ただし、両社とも「英会話」のように相手がいて、柔軟にコミュニケーションをとっていくということはできません。
スマイルゼミは発音をチェックしてくれるような機能はあります。
それぞれの内容をチェックしてみます。
映像つきで分かりやすい「スマイルゼミ」の英語
幼児や小学校低学年の通信教育では、英語はオプションだったり、年に数回のみといったケースも多いのですが、スマイルゼミは幼児コースからしっかり英語も毎月の講座に含まれています。
更にスマイルゼミの英語コンテンツはとても良教材。イーアワードでも「子供英語教材」で1位を受賞しています。
タブレット学習なので、もちろん英語の発音を音声でしっかり聞くこともできますし、映像も併せて学ぶことができます。
英語の学習はタブレットとも相性がいいなと感じますね。
↑小3で配信される英語です。結構むずかしいですよね。
スマイルゼミの英語については、「コアトレ」はないのですが、オプションで「英語プレミアム」があり、レベルに合った講座を追加受講することもできます。
タブレットに向かって実際に発音して、それを判定してくれる機能なんかもあり、なかなかすごいです。
E-pencilで進化した公文の英語
実は、我が家の夫は公文で長く3教科受講を続けていたらしいのですが、夫の時代の公文英語はあまり評価が良くなかったようです。
事実、夫は英語を話せませんw
ですが、E-pencilという音声を直接リスニングできる機器が導入されてから、「聞く」学びもかなり改善されています。
そのため今では、「聞く」ことから始めて、「読み・書き」に入ります。
インプット量がとても多いのが公文英語の特徴なので、基本の単語を覚えたり、文法を学んだりといった点ではとても優れていると思います。
⇒こちらから公文英語教材の一覧が確認できます。
ただ、冒頭に述べた通り「話す」という点ではやや物足りないかなと思います。
スマイルゼミのその他の教科
さて、公文は「国語」「算数」「英語」の3教科ですが、スマイルゼミはそれ以外にも「理科・社会(小3~)」「プログラミング(年3回)」「学力診断テスト(年)」もあります。
↑は小3理科。楽しくタブレット上で実験できたりします。
これら全てセットになっていることを考えると、本当にスマイルゼミはお得ですね。
価格については、後ほどの料金の章で詳しく解説します。
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スマイルゼミと公文の「学習システム」の違い
さて、教材の中身について書いてきましたが、次はスマイルゼミと公文の特徴となる「学習システム」の基本を押さえておきたいと思います。
スマイルゼミの特徴と学習の進め方
スマイルゼミは、タブレット型の通信教育で、前述の通り「毎月配信される講座」と「無学年式教材(コアトレ)」があります。
毎月の講座はタブレットを横にして、画面を立ち上げるとすぐに出てくる「今日のミッション」の講座を進めていく形式で進めます。
「無学年式教材(コアトレ)」は、毎月配信講座とは別機能になっており、画面を縦にして利用していきます。
スマイルゼミには、様々なメリットがあると感じますが、私が思うスマイルゼミの一番のメリットは「勉強に取り掛かりやすい」という点です。
タブレットとペンだけあれば、あとは場所を選ばずにできる。
立ち上げるとすぐに「何をすればいいのか」がわかるので、あれこれ用意をする必要もなく、小さな子供でもすぐに取り組めます。
うちの子は年少冬コースからずっとスマイルゼミを続けているので、朝6時に起きて一番にスマイルゼミをやる習慣がついています。
↑幼児コースはこんな感じです。
解説も丸付けも、進捗報告も全てスマイルゼミがやってくれて、料金も公文よりずっと安いので、親の負担も軽いです。
デメリットとしては、「紙」の教材は一切ないので、紙に書く力は別で訓練する必要がある点です。
スマイルゼミは、書く学びにとてもこだわっているため、タブレット上でもかなり書き心地はいいのですが、それゆえ、紙に書くのが面倒になる可能性もあるかなとは思います。
また、公文は「教室に行かなくてはならない」という強制力がありますが、スマイルゼミにはそれがないため、「強制的にやらせないと子供が一切学習しない」という場合は、せっかくのタブレット教材が無駄になってしまうかもしません。
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公文の特徴と学習の進め方
一方の公文は、タブレットの真逆で「プリント学習」で、基本は近所の教室に週に2回通うことになります。
教室に行かない日の分は「宿題」としてプリントを渡されるので、家でやってくることになります。
プリントは前述の通り、学校には準拠しておらず、個人の能力に合わせて進めていきます。
最初は自分のレベルよりも簡単なところから始めて、学習習慣をつけます。
その後は個人のレベルに合わせて、先取り等を進めていくことになります。
更に、公文は基本的に「自学自習」なので、先生が「やり方を教える」ということがありません。
ヒントを出してくれることはありますが、基本的には教材がスモールステップで「教えなくてもできる」ように設計されています。
丸付けは基本、先生や教室のスタッフの方がしてくれますが、教室によっては「丸付け待ち」が出ることもあります。
ちなみに、私は公文のメリットは「圧倒的な演習量」にあると思います。
とにかくとにかく、毎日大量のプリントをこなします。
あっという間にプリントタワーができます。
おそらく、この演習量を確保できるのは公文以外にはなかなかないと思います。
だからこそ、全国でも支持され続けているのだと思います。
一方で、公文は教室に通わせたり、宿題をやらせたりする負担はかなり重く、親にも覚悟が必要です。
週2回の送迎だけでも大変ですが、決められた枚数が終わらないと帰れないので、お迎え時間が分からないストレスもあります。
毎日大量のプリントをやらせるのも一苦労で、職場の同僚は「公文の宿題やれやれということにつかれた」と言ってお子さんの公文を辞めることにしたと言っていました。
また、教室の先生によって、進め方の方針が全く異なることがあるので注意が必要です。
よく言われるのは、「慎重派で何度も同じプリントを繰り返させる先生」「とにかくどんどん先に進める先生」などがいらっしゃると聞きます。
もし自宅から通える範囲で複数教室がある場合は、それぞれ見学してみるのがいいと思います。
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スマイルゼミと公文の料金を比較
さて、次に気になる料金についてです。
実際に「教室に通う公文」と、「通信教育のスマイルゼミ」で値段が違うのは当然ですが、スマイルゼミは「3,278円~」なので教科数を考えると、取り組みやすい価格が設定されているなと感じます。
一方で、公文は1教科「7,150円~」です。
こちらも相応の価値がある設定だと思いますが、特に複数教科受講するとなると費用としては結構かかりますよね。
詳しい内訳を解説していきますね。
※正式な料金については必ず各社公式HPにてご確認ください。
スマイルゼミの料金
まず、スマイルゼミの料金から説明します。
スマイルゼミには「初期費用」が掛かりますので、注意してください。
初期費用として、タブレット代がかかる
スマイルゼミは、専用タブレットなので、タブレット代「10,978円(税込)」が最初にかかります。
高いと感じる方も多いかとは思いますが、実際はとても高性能なタブレットで、解約後はAndoroid端末として利用することもできます。
ただし、1年未満の解約には注意が必要です。
1年未満の利用となる場合、以下の金額を追加で払う必要があります。
- 6か月以上、12か月未満で退会する場合:7,678円
- 6か月未満で退会する場合:32,802円
実は本来このタブレットは「43,780円」するもので、継続利用を前提に「10,978円」ということになっています。
そのため、1年未満の解約には追加請求が発生してしまうんですね。
スマイルゼミでは体験会やお試しキャンペーンを実施しているので、お子様が続けられそうかは、ぜひよく考えてみてくださいね。
【関連記事】
・スマイルゼミの体験会の様子や特典は?
・スマイルゼミを完全無料でお試しする方法(全額保証制度とは)
毎月の料金
初期費用の他に、毎月の料金としては下記料金がかかります。
12カ月一括払い | 6か月 一括払い | 毎月払い | ||
---|---|---|---|---|
幼児 | 共通 | 3,278 | 3,520 | 3,960 |
小 学 生 | 1年 | 3,278 | 3,718 | 4,268 |
2年 | 3,520 | 3,960 | 4,510 | |
3年 | 4,180 | 4,620 | 5,170 | |
4年 | 4,840 | 5,280 | 5,830 | |
5年 | 5,720 | 6,160 | 6,710 | |
6年 | 6,270 | 6,710 | 7,260 | |
中 学 生 | 1年 | 6,578 | 7,238 | 7,678 |
2年 | 6,578 | 7,238 | 7,678 | |
3年 | 7,678 | 8,338 | 8,778 |
ほとんどの通信教育と同じように、スマイルゼミでも学年が上がると費用が上がりますね。
各種オプションの料金
上記の毎月の料金の他に、スマイルゼミではオプションをつけることができます。
1つは「英語プレミアム」でオプションを追加した場合は、下記金額が加算されます。
12カ月一括払い | 6か月 一括払い | 毎月払い | |
---|---|---|---|
HOP STEP | 748 | 803 | 869 |
英検 | 3,278 | 4,048 | 4,378 |
英検コースはちょっと高いですね(汗)
また、スマイルゼミの小学生コースの場合「標準クラス」と「発展クラス」を選ぶことができます。
「標準クラス」と「発展クラス」でどのくらい価格が違うのか気になると思いますので、「12カ月一括払い」を選択した場合の差額をまとめてみました。
標準 | 発展 | 差額 | |
---|---|---|---|
1年 | 3,278 | 3,828 | +550 |
2年 | 3,520 | 4,400 | +880 |
3年 | 4,180 | 5,170 | +990 |
4年 | 4,840 | 5,830 | +990 |
5年 | 5,720 | 6,710 | +990 |
6年 | 6,270 | 7,260 | +990 |
大体550円~1,000円近くの追加が必要になりますが、発展クラスにすることで、標準クラスの1.5倍のボリュームになるので、たくさん学習をしたいご家庭には良いと思います。
後からでも追加できますので、最初は標準クラスから始めてみるのがおすすめですよ♪
公文の料金
公文の料金は、1教科あたりの価格が決まっていますが、東京・神奈川とそれ以外で料金が違います。
東京・神奈川 | それ以外 | |
---|---|---|
幼児・小学生 | 7,700 | 7,150 |
中学生 | 8,800 | 8,250 |
高校生以上 | 9,900 | 9,350 |
1教科の価格なので、例えば東京・神奈川以外の場合
- 2教科「7,150円×2教科=14,300円」
- 3教科「7,150円×3教科=21,450円」
となります。
兄弟なんかで複数教科やらせようとすると、それだけで結構な出費になるんですよね…。
スマイルゼミと公文の差額は!?
さて、それぞれの料金体系を説明してきましたが、スマイルゼミと公文の差額はどれくらいなのでしょうか。
色んな比較パターンがあると思うのですが、一旦下記条件でひと月あたりの料金を比較してみました。
- スマイルゼミ
12カ月一括払い、英語プレミアムHOP・STEP、発展クラスの場合 - 公文
東京・神奈川以外で3教科受講した場合
1か月の料金 | スマイルゼミ | 公文 | 差額 | |
---|---|---|---|---|
小 学 生 | 1年 | 4,576 | 21,450 | 16,874 |
2年 | 4,906 | 21,450 | 16,544 | |
3年 | 5,258 | 21,450 | 16,192 | |
4年 | 5,918 | 21,450 | 15,532 | |
5年 | 6,578 | 21,450 | 14,872 | |
6年 | 7,458 | 21,450 | 13,992 |
スマイルゼミではオプションをつけて計算してみましたが、それでも1か月で1万円以上は違いますね。
当然内容も違うものですから、料金に違いがあるのはもちろんなのですが、ご予算と照らし合わせてみてください。
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【結論】スマイルゼミと公文、あなたはどれを選ぶ?
ここまで、スマイルゼミと公文について解説してきましたが、それぞれのメリットをまとめると以下のようになります。
- 学校の学習+先取り学習がしたい
- 気軽に子が自主的に勉強する習慣づけをしたい
- 親の負担が軽い方がよい
- 演習量を確保できる先取り学習をしたい
- 強制的にでも、学習する習慣づけをしたい
- 実際の教室に通わせたい・先生に見てほしい
それぞれの教材のゴールも今一度おさらいしておきますね。
スマイルゼミ | 公文 |
---|---|
算数/数学 | |
「計算」「図形」「文章題」など | あえて「計算」に特化することで |
国語 | |
教科書準拠の内容に加えて | 良書をとりあつかう教材に触れ |
英語 | |
映像を交えて楽しく学べる | E-pencilで「聞く」学習から |
その他 | |
理科・社会・プログラミングや | – |
こう見ると、公文とスマイルゼミ、どちらも先取りできる教材ですが、全く別のものですので併用するのももちろんOKだと思います。
迷われている方は、スマイルゼミはまず「資料請求」を、公文は「体験」をしてみてくださいね。
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