この記事では、「ワンダーボックス」と「こどもちゃれんじ」のどちらかを受講しようと迷っている方に向けて、2つの教材の違いを分かりやすくまとめました。
我が家は、以下の通り実際にどちらも年単位で受講経験があり、それぞれの良いところもデメリットも把握済みですので、本音で比較していきますね!
- ワンダーボックス⇒約2年半受講(継続中)
- こどもちゃれんじ⇒約4年受講
(小学生になりチャレンジタッチへ)
そもそも「ワンダーボックス」と「こどもちゃれんじ」は、まったくもってコンセプトが異なります。
個人的には、幼児期のお子さんに「何を身につけて欲しいか」を明確にするのが重要で、それによって、選ぶ教材が変わるのではないかと思います。
まず、大きな方針の違いは下記の通りだと思ってください。
どちらも
- 子供が楽しく学べる
- デジタル&実教材がある
という点では共通していますが、違いもたくさんあります。
まずは、概要の比較表を載せておきますね!
ワンダーボックス | こどもちゃれんじ |
---|---|
概要 | |
|
|
対象年齢 | |
年中~小4まで ・幼児コースは年中・年長が対象 ・成長が早ければ年少以下でも受講は可能 | 0歳~年長まで ・学年毎のコース設定あり ・年中/年長は選べるコースが3つほどある |
毎月の料金 | |
3,800円~ ・全学年共通で、月あたり料金3,800円- ・割引になるキャンペーンコード有 | 2,480円~ ・学年やコースにより異なる ・年中長の総合/思考力特化:2,480円- |
タブレット | |
自宅のタブレットで受講 ・動作環境を満たしていれば ・途中解約で追加料金あり | 専用タブレットあり ・こどもちゃれんじTVや専用アプリは手持ちの端末で利用可 ・じゃんぷたっち、すてっぷたっちは専用タブレットを利用 |
学べる分野 | |
STEAM教育 ・Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の分野に特化 ・文字や計算などの内容はなし | 5教科+α ・分野は国語、算数、英語、理科、社会、知恵、生活 ・アート・音楽・プログラミング教材も一部あり |
届く教材 | |
紙×デジタル ・アプリ教材、ワークブック、実体験教材がボックスで届く | 紙×デジタル ・総合コースは、映像教材・デジタル教材・知育玩具・ワークなど |
なお、ワンダーボックスは現在当サイトの紹介コードで2,500円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーン実施中です。
下記キャンペーンコードを申し込み時に入力するだけでOKです。(12カ月一括払いの場合)
※詳しくはこちらの「ワンダーボックスのキャンペーンコードについて」で解説しています。
・ワンダーボックス公式サイト
https://box.wonderlabedu.com/
・こどもちゃれんじ公式サイト
https://www2.shimajiro.co.jp/
【この記事の著者】 mam-blogger ぽんず(pons) 2児のワーママ。 教育ママで、10社以上の通信教育や知育グッズを実際にお試ししています。 >詳細プロフィールページ |
ワンダーボックスとこどもちゃれんじ、1番大きな違い
冒頭でも記載したのですが、「ワンダーボックス」と「こどもちゃれんじ」の大きな違いは、下記だと思っています。
どういったことなのか、それぞれ説明していきますね。
ワンダーボックスはSTEAM教育分野に特化
ワンダーボックスの一番の特徴はSTEAM教育分野に特化していることです。
STEAMとは何のことか?どういった力を身につけられるかというのは、以下の通りです。
S:Science | 科学 | 現象への好奇心・探究心 |
T:Technology | 技術 | 問題解決力・想像力 |
E:Engineering | 工学・ものづくり | 課題発見力・論理的思考力 |
A:Art | 芸術・リベラルアーツ | 発想力・感性 |
M:Mathematics | 算数・数学 | 論理性・数的処理力・空間認識力 |
STEAM教材の通信教材と言われても、いったいどんな教材なのか、さっぱり想像つかない!という方も多いと思います。
私的には「実験教室」「アート教室」「算数教室」の良いとこどりがお家でできるような教材だな、と感じています。
それぞれのコンテンツを簡単にご紹介していきますね。
※以下毎月全てのコンテンツが配信されているわけではありませんのでご了承ください。
まず、Science分野の教材には、例えば「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」というアプリがあります。
その月によって「光」「風」「熱」などのテーマが決められており、「何をどこに配置したら、どう動くのか」というのをタブレット上で自由に実験できてしまうスゴイコンテンツなんです。
うちの子も大好きなコンテンツの1つで、自分で「こういう装置が作りたい」といったイメージを膨らませたりしながら取り組んでいます。
⇩自分から「設計図」を書き始めていました。
こういった科学実験って実際にできれば一番良いとは思うのですが、用意が大変だったり、時には危険が伴うようなこともありますよね。
でもワンダーボックスなら、手軽に科学実験ができ、「熱」などのちょっと危ないテーマでも、安全に楽しむことができます。
Technology(技術)の分野であれば、プログラミングのコンテンツがあります。
ワンダーボックスのプログラミング教材には、以下2種類あります。
「プログラムの考え方・基本」を学ぶ コードアドベンチャー | 「プログラミングでゲームやアート作品を作る」 コードクラフターズ |
幼児でも、頭を使わないとクリアできない問題もあり、論理的思考力が鍛えられる教材になっています。
Engineering(工学・ものづくり)や、Art(芸術・リベラルアーツ)では、以下のようなコンテンツがあります。
▼Engineering分野の「ピクトロボ」 オリジナルロボットで課題解決を目指す | ▼Art分野の「まぜまぜパレット」 色を組み合わせて多彩な色を創り出す |
もちろん、アプリだけではなく実物教材にもこういった分野に関するものが届きます。
実際に動くロボットを作る「メカニクスラボ」は子供たちも大興奮でした。
マスキングテープでアート作品を作ったり、謎解きができる「テープフェスティバル」も、喜んで取り組んでいました。
最後に紹介するのは「Mathematics(算数・数学)」の分野ですが、算数の学びもかなりたくさんあります。
大人でも難しいような難問にチャレンジできるコンテンツもありますし…
アプリでサクサク図形感覚を身につけられるコンテンツもあります。
ワンダーボックスで最初に届く実物教材も、図形をテーマにしています。
ということで、STEAM教育の通信教材ってどういうこと?というのが少しはイメージがついたかもしれません。
ワンダーボックスのアプリは、どれもサクサクと進められて、たくさんの問題を解くことができます。
※動画は倍速になっています。音声はありません。
理系の能力や表現の力を伸ばしたい場合は、ワンダーボックスがオススメですよ♪
・ワンダーボックス公式サイト
https://box.wonderlabedu.com/
※紹介コード「3raku2312」
こどもちゃれんじは生活に密着型、総合的な知育に◎
一方の「こどもちゃれんじ」は、しまじろうと共に成長する「総合的な学び」が特徴であり、良いところだと思います。
※娘受講当時のこどもちゃれんじ教材↑
コースによって、特徴は異なるものの、どのコースでも「しまじろう」が登場して、こどものやる気をアップさせてくれます。
教材に登場する「しまじろう」は、お子さんと同い年。お子さんと一緒に成長していく仲間です。
「お手本のしまじろう」が自然と生活習慣や学習習慣が身につくように導いてくれるんですよね。内容も、季節や学年を意識して作られていて、例えば年長さんの終盤になると、小学校に向けた内容が紹介されてきます。
チャレンジタッチなど、小学生用の進研ゼミで出てくるキャラクター「コラショ」も出てきますね。
ワンダーボックスは、2学年毎に同じコンテンツで、季節感などもそれほど取り入れられていないので、この点は大きな違いです。
こちら↓は、年中さんの2月号のイメージですが、「時計」を学んだり、「字」を自然と書きたくような教材があることが分かりますよね。
この点についても、ワンダーボックスと違っています。
ワンダーボックスは、「文字」「時計」「計算」などを小学校で学ぶ内容を意識して作られているコンテンツではありません。
「ワーク」は、コースにもよりますが「紙」も、「デジタル」もあります。
思考力を問うようなものももちろんありますが、やはり「学校の勉強の少し先取り」の内容が入っており、「入学後に困らないようにしておきたい」というご家庭におすすめです。
一方で、ワンダーボックスのように、思考力問題や図形問題を次々と解いていくようなスピード感はないです。
また、こどもちゃれんじには、理科や社会への好奇心を醸成してくれるような教材も充実しています。
ワンダーボックスではアプリで学べるプログラミング。
こどもちゃれんじでは、毎月ではありませんが、トイ教材で学べるようになっています。
小学校での学びも意識しつつ、生活習慣なども身につけたい場合は、「こどもちゃれんじ」がおすすめですね。
・こどもちゃれんじ公式サイト
https://www2.shimajiro.co.jp/